超初心者のためのパソコン用語辞典「ソフトウェア編」では、パソコンのソフトウェアに関する用語を紹介していきます。
ソフトウェアとは、ハードウェアに対する言葉で、パソコンの「中身」の部分です。 物理的な形としては見えませんが、パソコンを動かすための仕組みでありシステムの部分ですので大変重要です。
パソコンを利用する際に、ハードウェアをいじるということは基本的にありません。いじるとしたらソフトウェアの側ですので、ソフトウェアについてはある程度知っておく必要があります。
ソフトウェアとは、実行可能な形式のプログラムのことです。
ソフトウェアの例としては、WindowsなどのOS、インターネットエクスプローラなどのブラウザ、ワードなどの文書作成ソフト、エクセルなどの表計算ソフトなどがあります。パソコンで動作するものはすべてソフトウェアだと思ってよいでしょう。
プログラムとは、CPUの動作を規定したものの総称です。
ソフトウェアとして動作するものだけでなく、特定の処理をする部分だけを抜き出したものをプログラムと呼ぶこともあります。
フリーウェアとは、無料・無償で使えるソフトウェアの総称です。
無料ながら高機能なものも多くあり、またちょっとしたニーズに答えるシンプルな便利ソフトが多いのも特徴です。
フリーウェアはVectorなどのウェブサイトで探すことができます。ちょっと欲しい機能があったら探してみるとよいでしょう。
シェアウェアとは、有料で提供されているソフトウェアの総称です。
有料な分、フリーウェアよりも高機能・多機能なソフトが多くあります。
シェアウェアの多くは、機能や日数が制限された試用版を配布していますので、まずは試用版を使ってみることをおすすめします。
シェアウェアの支払い方法としては、ソフトウェアをダウンロード後、料金を支払うと機能制限が解除されるスタイルが多いです。その点が、CD-ROMなどで販売されているのソフトウェア製品との違いでしょう。
シェアウェアもVectorなどのウェブサイトで探すことができます。
ダウンロードとは、ネットワーク的に離れたコンピュータから、データやプログラムなどを自分のパソコンに移すことを言います。
たとえば、「ソフトをダウンロードする」と言った場合には、ソフトを配信するサーバから目低のソフトウェアを自分のパソコンにコピーする行為をさします。
余談ですが、筆者はパソコンをはじめて3年ほどの間、ダウンロードとインストールの違いがわかりませんでした(汗)
インストールとは、ソフトウェアの動作に必要な設定などを、パソコン内に書き込んで、ソフトウェアを使える状態にする作業のことです。
ソフトウェアの中にはインストール不要のソフトもあります。
圧縮とは、特別な操作を行うことによって、ファイルサイズを小さくする技術のことです。
圧縮を簡単にできるソフトウェアは、フリーウェアでも数多く出回っています。
解凍とは、圧縮されたファイルを元のファイルに戻す技術のことです。
圧縮されたファイルはそのままの形では使えないので、解凍を行う必要があります。
解凍には専用のソフトウェアが必要な場合と、自動で解凍を行ってくれるものとがあります。